スキルアップサポート制度
男女平等が推進されていますが、現状の日本の社会において女性が外で働き続けることは現実には並大抵のことではありません。
・妊娠がわかったら
産休制度はありますが、出産ギリギリまで働く必要があり、現実にはお腹が大きい状態で通勤したり働き続けることが困難な人も少なくないでしょう。職場の理解と協力があってこそ産休制度が成立するというのが現実です。
・子供が生まれたら
地域によっては待機児童問題があったり、無事保育園に入ったと思ったら頻繁に熱を出したり体調を崩したりで、その度に呼び出されて迎えに行かなくてはいけません。家族の協力を受けられる場合はいいですが、近くに頼める身内がいない場合は、仕事を早退するたびに周囲に負担をかけてしまってると会社にいずらくなるでしょう。旦那さんの職場が理解と協力体制があれば、夫婦で協力しあって乗り越えられますが、男性が育児のために仕事の調整を図ることにまだまだ寛容ではないのが現状です。
ましてや、妊娠を機に仕事を辞めて、出産育児で数年〜十数年ブランクの後、さあそろそろ働きたいとなっても、なかなか出来る仕事が見つからないという状況になりがちです。
だからこそ、自分自身が個人として必要とされるスキルを身につけることが重要で、自分の強みは何なのか、何が足りなくて、どこを磨くべきなのか、そのためには何が必要か。日々の仕事や日常生活の中で常に考えながらスキルアップに励むことが、多様な働き方で仕事を持ち続けることにつながると考えています。
当社では、個人がスキルを持ち働き続けることについて講習を実施し、実務以外で個々のスキルアップのためのアドバイスを行う「スキルアップサポート制度」を設けています。自分のことは自分では気づきにくかったり、第三者からの意見が聞きたいこともあるでしょう。自分の考えに自信がもてず不安に思って誰かに激励されたいこともあります。友人や同僚が相手だと遠慮で本当のことが聞けなかったりしますが、制度として設けることで冷静に客観的にアドバイスし、個々のスキルアップにつなげてもらいます。
講習の様子:https://youtu.be/zKTbKd3kOXk
<コメント>
過密なスケジュールの中でも、ママ友とランチしたり、お酒を飲みながらドラマを見たり、日常を楽しむことを大切にしています。子供が寝たあと深夜に仕事をすることが多いですが、寝る前の1時間は一人でゆっくりする時間をとって脳をOFFにするのが日課です。