動画生成AIはここまで進化してる【第3弾|テキスト→アニメーション編】ーAIに魅了されたデジおたIT女性社長Presentsー

「テキストだけで、SNS映えするアニメーション動画が作れたら…」
そんな願いを叶えてくれるのが、“モーショングラフィック系AI動画ツール”。
第3弾では、SNSやECサイトなどのプロモーションシーンで活躍する「テキスト→アニメーション」系ツールに注目。
ナレーションや撮影がなくても、動きのある情報動画をスピーディーに作れる、実用性の高いAIツールを紹介します。
目次
AI動画生成ツールのカテゴリ整理
カテゴリ | 主な用途 | 代表ツール例 |
テキスト→動画(完全自動) | プロンプトから短編映像を生成 | Sora(OpenAI)※未公開, Pika, Runway Gen-3 |
アバター生成・AIナレーター | 顔出し不要の講義・営業動画に最適 | HeyGen, Synthesia, Colossyan |
テキスト→アニメーション | SNSや商品説明のモーショングラフィック | Animoto, Designs.ai Videomaker |
画像・音声→動画(構成編集型) | 既存素材を自動構成してSNSショートに | Veed.io, CapCut(AI編集), InVideo |
動画→動画(変換・補正) | スタイル変換・画質補正・演出追加 | Wonder Studio, EbSynth, Kaiber, Dezgo |
テキスト→アニメーションとは?
「テキスト入力 → アニメーション付き動画に自動変換」という仕組みで、まるでテレビの情報番組や広告のように、“動きと視覚効果で伝える”動画を簡単に作れるのがこのジャンルです。
特徴は「文字・写真・アイコンなどを動き付きで見せられる」こと。
BGM・効果音・色合い・フォントなどもテンプレで整っており、動画編集の知識がなくても驚くほど簡単に作れます。
SNS投稿、商品紹介、キャンペーン告知、イベント案内など、ちょっとした情報を効果的に伝えるのにぴったり。
おすすめツール3選:Animoto/Designs.ai/Videomaker
ツール名 | 特徴 | 商用利用 | 日本語対応 | カスタマイズ性 |
Animoto | テンプレ豊富。SNS広告や教育用動画に◎ | ◎(有料) | ◎(日本語UI) | ○(構成自由度あり) |
Designs.ai Videomaker | ブランディングや資料動画に最適。音声合成も対応 | ◎(有料) | △(英語UI) | ◎(テーマ豊富) |
Canva(動画機能) | 静止画スライドに動きをつけて動画化可能。無料プランあり | ◎(商用OK) | ◎(完全日本語) | ◎(直感操作) |
テキスト→アニメーションの魅力と注意点
このカテゴリの最大の魅力は、「とにかく手軽・速い・オシャレ」。
スマホでも操作できるものが多く、時間もコストもかけずに情報動画が作れます。
ただし、「演出がテンプレっぽい」「動きに個性が出しにくい」という限界も。
ブランド感やオリジナリティが必要な場面では、カスタム演出やナレーションとの組み合わせが必要になるかもしれません。
それでも、「まず伝える・動きを見せる」用途ではベストな第一歩。
初心者向けでも「できること」は違う!3大ツールの差別化ポイント
初心者向けの動画生成ツールといっても、使い方や得意分野には意外と違いがあります。
以下の表では「どこまでAIに任せられるか」「どういう動画が作れるか」といった視点で3サービスを比較。たとえば、手軽さ重視ならAnimoto、ナレーション付きの多言語PRならDesigns.ai、自由にデザインしたい人にはCanvaが向いています。
「AIがやってくれるから楽」なのか、「自分で作れるから楽しい」のか、目的に合った選択がカギです。
差別化ポイントまとめ
観点 | Animoto | Designs.ai Videomaker | Canva(動画機能) |
生成タイプ | 手動組み合わせ型(写真・テキスト) | 全自動AI生成 | 自由編集型(アニメーション+手動) |
AIの活用度 | 低(テンプレートベース) | 高(AIが素材選定・構成・ナレーション) | 中(自動アニメーションやBGM提案など) |
得意な用途 | スライド動画・思い出動画 | 海外風のPR動画・多言語対応 | SNS用の短尺動画・インフォグラフィック |
ナレーション対応 | なし | AIナレーション自動付与 | 手動で音声追加(ナレーションなし) |
UI言語 | 日本語対応 | 英語のみ(多言語対応) | 完全日本語対応 |
カスタマイズ性 | 中 | 低(AI任せ) | 高(自由度が高い) |
- Animoto:テンプレで簡単・写真多めの「スライド動画」向き
- Designs.ai Videomaker:AIに丸投げできる「多言語×プロモ動画」向き
- Canva(動画):自分の感性で仕上げる「SNS映え」短尺コンテンツ向き
まとめ
- テキストから動きのある情報動画を一瞬で作れる、アニメーションAIは超実用型
- SNS・LP・社内資料など“手軽に動きが欲しい場面”で抜群の時短効果
- Animotoは教育・広告系、Designs.aiはブランディング、Canvaは操作性で選ぶのがおすすめ
🔜 次回予告|第4弾「画像・音声→動画(構成編集型)」編
撮影や演出が苦手でも大丈夫。素材をアップするだけで“自動構成動画”が完成する時代へ!
次回は、既存の写真や音声から動画をつくる「構成AI」の可能性を深掘りします!